初めてのマンション売却を大成功に導きます!
マイホーム売却プランナーの関谷健です。
今回は、「注意したい『2種類の査定』」についてお伝えします。
最初に伝えます。
この2種類の違いを知らないと大失敗します。
特に読んでほしい方は、
築年数の古い家にお住まいの方、
不便な場所だと思っている方、
自分の家が、売れるほど価値がないと思っている方、
自分の家を、買う人はいないと思っている方、
以上のような「自宅 否定型」の人。
また、
営業マンに対しても「私はいい人、いいお客」と思われたい人や、
目の前の人(営業マン)を、割と信用する人です。
過去の事例、成功事例をお伝えしながら、今回のテーマ「2種類の査定」について説明します。
==============
セカンドオピニオンで救われた。
==============
〇〇万円、相場よりも高く売りました!…なんていう事例は私にはいくつもあり、そこは皆様、期待していると思います。
ただ、
今回は、話をひっくり返します。
相場で売ったけど、〇〇万円得をした。
という事例です。
危うく騙されるところを救った話です。
参考にしてください。
ーーー
Kさんは60代の夫婦。
世田谷区の築35年のマンションに
新築から住んでいました。
お子様も独立し、
奥様のご実家に引越をする事になり、
売却査定を実施。
まず、某大手不動産の営業と相談。
査定金額「7-8件」を出すとの話でした。
金額提示日。
8件の金額がならび、
営業マンは「最も高い金額の所と話を進めましょう」という。
このような状況でした。
あなたなら、どうしますか?
1、大手で信頼できそうだし、
こんなに沢山、査定してくれた。
もう他に行っても仕方がなさそうだから、
このまま進めよう。
2、査定してくれたが、大切な資産。
他にも聞いておこう。
その場で決めるか、決めないか…
この2択になると思います。
結果、
私のお客様は2番を選び、私に相談しました。
でも、
業界の事を知らない、
もしくは、
営業に多く声をかけたくない場合、
1番で進めてしまう気持ちも理解できます。
最終的に私は、
1の最高額よりも、1100万円高く売りました。
3600万円が4700万円です。
では、何が1番では、
いけないのでしょうか。
ポイントは「買う人は誰か」です。
今回のケースでいう
某大手不動産会社は、買う人ではありません。
不動産の仲介業者で、
売買の間に立つ仕事をするだけです。
では、買う人は誰か…という私の質問の
どこに注意すれば良いのでしょうか。
「不動産の買取業者」
「一般ユーザー」
わかりやすく言い換えると、
業者か、業者でないか…です。
今回の不動産営業は、
「不動産の買取業者」を対象に
8社査定依頼して金額を提示しました。
最も高い金額であっても、
その金額に「利益をのせて」、
再度、一般ユーザー向けに販売する事が
彼らの狙いであり、仕事です。
だったら、最初から一般ユーザーを
対象に販売した方が、
高く売れるに決まっています。
お分かりになりましたでしょうか。
その営業と、私との差。
誰を対象(買い手)とした仲介をするかで、結果が全く違います。
結果、お客様は、
業界の事や、業種の違いに気づき、
私をパートナーに選び
売却活動をしてくれました。
2割超の金額を救われ、大変喜ばれました。
☆本日のメール講座のポイント
・査定は「業者の買取価格」と「一般ユーザーの購入価格」の2種類ある!
・セカンドオピニオンをしよう!
==========
あとがき
==========
査定には、「業者」査定というものが
あります。
これを知らないと、一番高い価格で
売れて、よかった!となります。
では何故、あなたを半分騙すような
査定をするのでしょうか。
買取業者が買うと、不動産の営業は、
1、早く取引が出来て、楽。
2、儲かる。
…からです。
1、はプロ同士ですので、話も早く、
販売活動をしなくても良いので、楽です。
2、業者が買えば、あなただけでなく
業者からも手数料をもらえます。
同じ取引で、報酬が2倍になります。
ざっと、こんな感じです。
今回のケースの場合、
あなたの資産価値は1100万円下がる。
あなたは、1100万円損をします。
が、
不動産の手数料は、110万円が220万円になり、
110万円得をします。
気をつけましょうね!!
文責:宅地建物取引士 関谷健