今回は「不動産会社の選び方」をお伝えします。
「よく分からないから、大手にしておこう」
「一括査定サイトから始めようかな」
「金額を知っておきたい、だけなんだけど」
このような人が今から得ておきたい知識をご紹介します!
こちらのページは、住宅不動産の業界歴25年
2000人を超える不動産売買の相談に関わり、
「自宅マンションを高く売る方法」の本を執筆をした
マンション売却の専門家である関谷健がお送りします!
今回は、会社の選び方。
ただ不動産も取引士という、士業のような仕事です。
士業は、人の実力で大きく左右されますので、
会社編は、会社選びの入り口と考え、決断するところではないと思います。
目次
不動産会社には、種類がある
不動産屋さんは、この世にたくさんあり、
街を歩いていても、よく見かけます。
しかも、お店には入りにくい。笑
あなたにとって、初めての事ですしね!
また、あなたの周りにも
不動産関係の仕事をしている知人が
いるかもしれません。
知人の場合は、
「実力は大丈夫かなぁ」
「言いたい事が言えないかもなぁ」
「あまり、私事を知ってほしくないけど」
なんて思い、躊躇するかもしれません。
でも、基本的には、
色々と話を聞いてみる事をお勧めします。
その理由として、
不動産は色々な分野があるからです。
「取引」業の中では、
①建物売買業、②土地売買業、③代理業、④仲介業。
「賃貸」業の中では、
⑤賃貸仲介業、⑥貸家業、⑦駐車場業。
⑧不動産管理業などがあります。
この中で、
マイホームの売買に適した不動産業者の
存在割合は、14.7%となっています。
(ウィキペディア 不動産会社より)
さらに、
不動産にまつわる、
不動産投資、
コンサル、
建設やリフォームなど、
不動産取引と組み合わせて、仕事をしている会社が無数にあります。
更に!
その会社の得意分野もありながら、
そこから更に!
会社のスタンスや
営業マン個人の得手不得手もあります。
つまり、複雑。。。。よくわからない。(笑)
だから、
マイホームの売買が、そもそも得意な会社なのか、
主な業務なのかを、見極めながら
話を聞くとよいでしょう。
一つの見極めとして、
地元の不動産会社なら
お店のディスプレイがあります。
その構成が「住宅系の売買物件」
が4割以上であれば、得意な会社と考えられます。
知人であれば、
率直に得手・不得手を聞けるでしょう。
また、ネットをみるのも参考になると思います。
まず気を付ける事は、
知人や友人が、不動産関係の仕事をしているからといって、
安易に進めてはいけません。
なぜなら、先ほどお伝えした通り、14%、7人に1人しか、その道のプロではないからです。
(相談するのは良いと思います)
大手よいか、中小がよいか。
大手のメリットは「安心した取引」ですね!
更に、クリーニング、トランクルームでの一時預かり、瑕疵担保保証など、
サービスが用意されています。
よくも悪くも営業力は平均的で
どの営業にあたっても、そこそこ。
当たり外れも、ほどんどないでしょう。
ただ、大手だからといって、信頼し過ぎないでください。
安心した取引はでき、問題なく進められますが、
必ずしも、お客様を第一に考えた提案や販売をしてくれるとは限りません。
これは何度も何度も目の当たりにしてきましたし、
その大手営業マンの悪行は、このブログを発信するきっかけとなっているくらいです。
おそらく、上司や会社のノルマが厳しく、彼らの提案や、親切に感じるアドバイスが、実は会社都合になってしまう事は、十分に考えられます。
そう言った意味でも、
複数者に相談する事はあなたの資産を守る、防御策であると思います。
次に中小零細会社。
大手に入れなかった営業マン…(↓)
実力がある経営者(↑)
大手に行きたくない優秀な人材(↑)
社長のダメ息子や親族…(↓)
独立の意思がある営業マン(↑)
など、波があります。
ただ、優秀な営業に当たると、相場を超える取引が可能!
一度、地元の不動産会社を調べてみても良いと思います。
しっかりと、比較検討をなさってください!
比較やセカンドオピニオンは、とても大切です。
こちらのページは、住宅不動産の業界歴25年、
2000人を超える不動産売買の相談に関わり、
「自宅マンションを高く売る方法」の本を執筆をした
マンション売却の専門家である関谷健がお送りしました。
文責:宅地建物取引士 関谷健