日本不動産研究所(東京・港)が、東京23区の新築マンションの価格・賃料が今後5年間ほぼ横ばいか、やや上昇するとの見通しを公表しました。物件の新規供給が少なく、新型コロナウイルスで経済が停滞している影響は小さいとみています。
との事です。
はじめまして。
住宅不動産の業界歴25年、
2000人を超える不動産売買の相談に関わり、
「自宅マンションを高く売る方法」の著者である関谷がお送りしています。
日本不動産研究所は民間企業ですが、主に不動産の鑑定や評価を行う業務をしている為、ある程度の信頼性はあると思います。
オリンピックという一大イベントも影を潜めていますし、仮にオリンピックが行われても祝賀ムードの要素はなく、淡々と粛々と開催されると思います。
仮に盛り上がったとしても、経済的な盛り上りは考えにくいというのは誰もが想像できる事と思います。
そうなると現在のコロナの影響でも、この微動だにしない価格下落、それどころか、上昇している東京23区の不動産の底力を感じる日々が続いています。
コロナの影響で、価格を下げてくれても良いのになぁ、と思いながら見学した物件が気に入り、その後購入した方々もいると思いますが、今思うと購入しておいて良かった、もしくは悪くはなかったと感じているのではないでしょうか。
今後、「横ばい」もしくは「やや上昇する」という状況は、一言でいうと「安定」していると言えますので、今後はますます売買が活発化すると思われます。
ただ活発化するといっても、中古物件の供給量が増えるので、やはり価格の上昇は横ばいだと思われます(地域にもよると思いますが)。
特にワクチンが摂取され、オリンピックが終わる夏から秋に関しては、動きがでてくると思います。
手狭などの理由で引越しを検討したい売主も、「安定」した市場であると安心しますので、買い替えで動き出すでしょうし、価格の下落を期待していた購入者も諦めて購入に踏み切ると考えられます。
じゃ、2025年のその後はどうなるんだ?という事ですが、それは分かりませんし、今後5年間も安定するかどうかは誰も分かりません。ひとつ言える事は、世界の行き来がストップしても我が島国日本の不動産価格は変わらなかったという事です。まだまだロンドンやパリ、ニューヨークに比べれば安い東京の不動産は、世界も注目すると思います。特にコロナ禍にマスクをつけて過ごす国民の姿は世界も衝撃を受けたと思います。人が経済の安定をもたらすのは当然の事かもしれません。
ここで何をお伝えしたいかと申しますと、気持的にも金銭面でも不動産の売買がしやすいという事です。特に「市場や価格の今後がどうのこうの」という状況でもないと私も思います。
このままの価格なんだと腹をくくり、売る人も買う人も欲を出さず、その市場の価格を見極めて売買するだけ、という事になります。分かりやすくて良いですね。
市場や環境が安定しているので、あとはご自身のタイミングで売買の時期を決められるともいえるでしょう。自分の好きな時に好きな時期に、好きな物件がでたら買う。いいですね。
検討している方は、是非当社にもご相談ください。オンラインで気軽に相談する事も可能でございます。
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宅地建物取引士 関谷
マンション売却相談室/株式会社関谷健不動産販売